「白桃アールグレイが盗まれた!?」
ある日スタッフから、「社長、白桃アールグレイがパクられています!」と連絡があったんです。何事かと思ったら、化粧品の香りに「白桃アールグレイ」という名前が使われていました。
白桃アールグレイはムレスナ・ティーの看板メニューでもあるので、実は商標登録しているんです。「まあ、化粧品ならジャンルが違うから仕方ないか」と思っていたら、他社の紅茶にも使われていて驚きました。訴えることもできるんでしょうが、「模範は最大の賛辞」と言う言葉もありますし、真似されるようになって一人前と言うことなんでしょう。でも調べればすぐわかる令和の時代に、なぜこんなことをするのか僕には理解ができません。これは単なる盗用で、そこにオリジナリティも何も感じないからです。
ただの上辺のコピーには、相手へのリスペクトはもちろん、何の魅力も宿りません。
「紅茶をブレンドする」という手法は過去から多くの会社や人がやって来たことですが、僕はそこにムレスナ・ティー・ジャパンらしさを加味できたと思っています。だから、支持されているんだと。
「マネのまま終わっては本物になれない」
そもそも、ムレスナ・ティーのフレーバーは、業界最大手と言われるジボダン社のものを使っています。その会社にすら日本の白桃のフレーバーはなく、僕がオリジナルで作ってもらったんです。peachと言うのはありましたけど、それは白桃じゃない。
だから白桃って、単なる桃の香りではないもっと複雑なものなんです。でもそのことを理解せず、ただ桃の香りを使って白桃をコピーした製品に、僕の作ったフレーバーは絶対負けないと思っています。だから、マネされても怖くないんです。
それぐらい真剣に作ってるから。仕事でもなんでも、最初はマネから始まることは多いですよね。でもただマネるだけじゃなく、それを尊重して理解し、さらに自分のものにして発展させなければいけません。ただコピーして、一瞬成功してまるで自分の手柄のように有頂天になっても、長くは続きませんよ。「これはただのコピーじゃないだろうか?」と自問自答するには、本物を見分ける力を養う必要もあります。
マネするって、実は簡単なことじゃないと僕は思います。簡単だと思ってる人は多いですけどね。皆さんも、「ただ、何も考えずに盗む人」にならないように気をつけてください。
2026年は本物しか残れない時代になると思うので、ムレスナ・ティーは変わらず本物の紅茶をお届けします。新たな年もどうぞよろしくお願いします。