Life is Tea
デイヴィッドが語る紅茶にまつわるエピソードや、ちょっと気になる裏話などを毎月紹介。
彼だからこそ知る紅茶の世界の物語を、一杯のムレスナティーとともに味わってください。
MLESNA TEA JAPAN代表取締役社長
デイヴィッド.K
アートにまつわる仕事などを経て、ムレスナ・ティーに出会う。アンスレム・B・ペレラ氏の信頼も厚く、日本総代理店として国内に流通する全てのムレスナ・ティーを統括。名ブレンダーとしても知られ、今までに作ったブレンドはすでに300以上に及ぶ。今もムレスナ・ティー・ハウス 総本店に立ち、現場での仕事を大切にしている。
Life is Tea
vol.2 マネをマネで終わらせたら終わり
「白桃アールグレイが盗まれた!?」 ある日スタッフから、「社長、白桃アールグレイがパクられています!」と連絡があったんです。何事かと思ったら、化粧品の香りに「白桃アールグレイ」という名前が使われていました。白桃アールグレイはムレスナ・ティーの看板メニューでもあるので、実は商標登録しているんです。「まあ、化粧品ならジャンルが違うから仕方ないか」と思っていたら、他社の紅茶にも使われていて驚きました。訴えることもできるんでしょうが、「模範は最大の賛辞」と言う言葉もありますし、真似されるようになって一人前と言うことなんでしょう。でも調べればすぐわかる令和の時代に、なぜこんなことをするのか僕には理解ができません。これは単なる盗用で、そこにオリジナリティも何も感じないからです。ただの上辺のコピーには、相手へのリスペクトはもちろん、何の魅力も宿りません。「紅茶をブレンドする」という手法は過去から多くの会社や人がやって来たことですが、僕はそこにムレスナ・ティー・ジャパンらしさを加味できたと思っています。だから、支持されているんだと。 「マネのまま終わっては本物になれない」 そもそも、ムレスナ・ティーのフレーバーは、業界最大手と言われるジボダン社のものを使っています。その会社にすら日本の白桃のフレーバーはなく、僕がオリジナルで作ってもらったんです。peachと言うのはありましたけど、それは白桃じゃない。だから白桃って、単なる桃の香りではないもっと複雑なものなんです。でもそのことを理解せず、ただ桃の香りを使って白桃をコピーした製品に、僕の作ったフレーバーは絶対負けないと思っています。だから、マネされても怖くないんです。それぐらい真剣に作ってるから。仕事でもなんでも、最初はマネから始まることは多いですよね。でもただマネるだけじゃなく、それを尊重して理解し、さらに自分のものにして発展させなければいけません。ただコピーして、一瞬成功してまるで自分の手柄のように有頂天になっても、長くは続きませんよ。「これはただのコピーじゃないだろうか?」と自問自答するには、本物を見分ける力を養う必要もあります。マネするって、実は簡単なことじゃないと僕は思います。簡単だと思ってる人は多いですけどね。皆さんも、「ただ、何も考えずに盗む人」にならないように気をつけてください。2026年は本物しか残れない時代になると思うので、ムレスナ・ティーは変わらず本物の紅茶をお届けします。新たな年もどうぞよろしくお願いします。
vol.2 マネをマネで終わらせたら終わり
「白桃アールグレイが盗まれた!?」 ある日スタッフから、「社長、白桃アールグレイがパクられています!」と連絡があったんです。何事かと思ったら、化粧品の香りに「白桃アールグレイ」という名前が使われていました。白桃アールグレイはムレスナ・ティーの看板メニューでもあるので、実は商標登録しているんです。「まあ、化粧品ならジャンルが違うから仕方ないか」と思っていたら、他社の紅茶にも使われていて驚きました。訴えることもできるんでしょうが、「模範は最大の賛辞」と言う言葉もありますし、真似されるようになって一人前と言うことなんでしょう。でも調べればすぐわかる令和の時代に、なぜこんなことをするのか僕には理解ができません。これは単なる盗用で、そこにオリジナリティも何も感じないからです。ただの上辺のコピーには、相手へのリスペクトはもちろん、何の魅力も宿りません。「紅茶をブレンドする」という手法は過去から多くの会社や人がやって来たことですが、僕はそこにムレスナ・ティー・ジャパンらしさを加味できたと思っています。だから、支持されているんだと。 「マネのまま終わっては本物になれない」 そもそも、ムレスナ・ティーのフレーバーは、業界最大手と言われるジボダン社のものを使っています。その会社にすら日本の白桃のフレーバーはなく、僕がオリジナルで作ってもらったんです。peachと言うのはありましたけど、それは白桃じゃない。だから白桃って、単なる桃の香りではないもっと複雑なものなんです。でもそのことを理解せず、ただ桃の香りを使って白桃をコピーした製品に、僕の作ったフレーバーは絶対負けないと思っています。だから、マネされても怖くないんです。それぐらい真剣に作ってるから。仕事でもなんでも、最初はマネから始まることは多いですよね。でもただマネるだけじゃなく、それを尊重して理解し、さらに自分のものにして発展させなければいけません。ただコピーして、一瞬成功してまるで自分の手柄のように有頂天になっても、長くは続きませんよ。「これはただのコピーじゃないだろうか?」と自問自答するには、本物を見分ける力を養う必要もあります。マネするって、実は簡単なことじゃないと僕は思います。簡単だと思ってる人は多いですけどね。皆さんも、「ただ、何も考えずに盗む人」にならないように気をつけてください。2026年は本物しか残れない時代になると思うので、ムレスナ・ティーは変わらず本物の紅茶をお届けします。新たな年もどうぞよろしくお願いします。
vol.1 40年で変わった紅茶のリアルとこれから
「紅茶の世界の常識は、僕にとっては非常識」 僕が紅茶の世界に足を踏み入れた時は、世の中では英国式紅茶の淹れ方や、ブラックティーが基本。それが僕には不思議だったんです。確かに「マナー」って大事だけれど、紅茶は日常に気軽に味わいたい。でも格式や作法に縛られていたら、リラックスして楽しめないですよね?だから、僕は淹れ方をレクチャーしない。本当に新鮮でクオリティが高い茶葉なら、誰が淹れても美味しいんです。 例えば、ムレスナティーなら「100度の沸騰したお湯を入れて、3分蒸らして・・・」なんて、別に必ず守らなくても大丈夫。100度の沸騰したお湯は必要だけれどね。でも好みの時間で抽出して、濃く出してミルクティーにしてもいいし、サッと淹れて軽めに味わうのも良い。 それは皆さんの好みだし、その「自分の好みを知る」ということは、自分を知るということでもあります。自分の軸を知れば、おのずと美味しい紅茶を淹れることができます。そしてそれは十人十色。しかも、100度の沸騰したお湯だって、必ずしも必要じゃない。 今では当たり前になりつつあるけれど、「水出し」という抽出方法も、僕は20年以上前から提案していて、最初は「本当に大丈夫なの?」なんて言われました。 でも実際試してみてください。本当に美味しいから! でも、それはムレスナティーのように本当に新鮮な茶葉でしか、深みのある味は出ませんけれどね。 「スペシャルな茶葉だからこそ、フレーバーティーが美味しい」 僕がムレスナティーを日本に紹介し始めたころ、「紅茶といえばブラックティー、フレーバーティーなんて格下」として語られていたんです。 それも僕からしたら非常識な話。そういう人は、本当に美味しいフレーバーティーを知らないんだなって思っていました。確かに、かつてフレーバーティーのベースになる茶葉は、クオリティが低いからフレーバーをつけて味を誤魔化していたものもありました。だから価値が下がったというのも現実。でも、ムレスナティーのものは別格と言っていい。 ベースとなる茶葉はアンスレム・ペレラが紅茶大国・スリランカで手を尽くして買い付ける、フレーバーティーに最適な茶葉。そして一定の風味を守るため、ブレンドして作るスペシャルなものなんです。この手法は、日本茶の煎茶を作るのと同じですね。こんなハイクオリティの茶葉で、フレーバーティーを作っているブランドは滅多にありません。
vol.1 40年で変わった紅茶のリアルとこれから
「紅茶の世界の常識は、僕にとっては非常識」 僕が紅茶の世界に足を踏み入れた時は、世の中では英国式紅茶の淹れ方や、ブラックティーが基本。それが僕には不思議だったんです。確かに「マナー」って大事だけれど、紅茶は日常に気軽に味わいたい。でも格式や作法に縛られていたら、リラックスして楽しめないですよね?だから、僕は淹れ方をレクチャーしない。本当に新鮮でクオリティが高い茶葉なら、誰が淹れても美味しいんです。 例えば、ムレスナティーなら「100度の沸騰したお湯を入れて、3分蒸らして・・・」なんて、別に必ず守らなくても大丈夫。100度の沸騰したお湯は必要だけれどね。でも好みの時間で抽出して、濃く出してミルクティーにしてもいいし、サッと淹れて軽めに味わうのも良い。 それは皆さんの好みだし、その「自分の好みを知る」ということは、自分を知るということでもあります。自分の軸を知れば、おのずと美味しい紅茶を淹れることができます。そしてそれは十人十色。しかも、100度の沸騰したお湯だって、必ずしも必要じゃない。 今では当たり前になりつつあるけれど、「水出し」という抽出方法も、僕は20年以上前から提案していて、最初は「本当に大丈夫なの?」なんて言われました。 でも実際試してみてください。本当に美味しいから! でも、それはムレスナティーのように本当に新鮮な茶葉でしか、深みのある味は出ませんけれどね。 「スペシャルな茶葉だからこそ、フレーバーティーが美味しい」 僕がムレスナティーを日本に紹介し始めたころ、「紅茶といえばブラックティー、フレーバーティーなんて格下」として語られていたんです。 それも僕からしたら非常識な話。そういう人は、本当に美味しいフレーバーティーを知らないんだなって思っていました。確かに、かつてフレーバーティーのベースになる茶葉は、クオリティが低いからフレーバーをつけて味を誤魔化していたものもありました。だから価値が下がったというのも現実。でも、ムレスナティーのものは別格と言っていい。 ベースとなる茶葉はアンスレム・ペレラが紅茶大国・スリランカで手を尽くして買い付ける、フレーバーティーに最適な茶葉。そして一定の風味を守るため、ブレンドして作るスペシャルなものなんです。この手法は、日本茶の煎茶を作るのと同じですね。こんなハイクオリティの茶葉で、フレーバーティーを作っているブランドは滅多にありません。